壺中夢の47人のおんなたち

輝ける
47人のおんなたち

北海道片岡球子(1905~2008)北海道札幌市出身 画家

文化勲章受賞、日本芸術院会員

代表作:面構えシリーズ、富士山シリーズ
片岡球子は両親から画家志望を反対される中で大正15年女子美術大学を卒業し勘当されてしまいます。両親に納得してもらうために小学校の教師をしながら絵画制作に励み数多くの展覧会に応募します、しかし型破りな構成と色使いから“ゲテモノ”と批判されて落選の連続でしたが……、
小林古径から“今のあなたの絵はゲテモノに違いないがゲテモノと本物は紙一重の差だからあなたの絵を絶対に変えてはいけない”と忠告されています。自分自身でも美しく描くことが全てではないという信念に従った創作を続けました。
やがて時代が変化していき作品が徐々に認められゲテモノの個性が評価され日本画の概念を揺るがす作品として名声を博した日本を代表する個性的な画家です。

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