壺中夢の47人のおんなたち

輝ける
47人のおんなたち

栃木県落合恵子(1945〜)栃木県宇都宮市出身 作家

児童書籍専門店「クレヨンハウス」開設

落合恵子は人権問題、ジェンダー問題に取り組んできたフェミニストの論客です。現在も原発問題に取り組んで日本の将来のために活動中です。
最近出版されて話題になっている「母に歌う子守唄:わたしの介護日誌」は介護の現実の中で精神的な心の有り様も含めて実践者の貴重な体験を“7年間自宅介護は続きました。見送って一ヶ月が経ちました”と涙をこらえて綴っています。
実践してみてわかる介護保険制度の問題点など発展途上の制度を私たちに代わって発信していかれることでしょう。政府は自宅介護を奨励していますが大変な闘いの毎日です。
しかも介護の苦労が終わると同時に別れの悲しさが待っています。
落合恵子も一人になると“お母さん”と言って大声で泣いてしまうそうです。誰にも平等に訪れる身につまされる辛さです。“長生きしてしまって すまないねえ”など言わなくて済む社会を、と今日もどこかで講演し無私の心で貢献している人です。

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