徳島県瀬戸内寂聴(1922~)徳島県徳島市出身 小説家 天台宗尼僧
文化勲章受賞、女流文学賞受賞、谷崎潤一郎賞受賞、泉鏡花賞受賞、他
長生きするということは、たくさんの大切な人と別れるということです、と語る。
今年93才の瀬戸内寂聴は小説を書くことが欲望だと血気盛んに300編の小説を残しています。合間に天台宗の輪袈裟姿で全国の悩める衆人のもとに説法に出かけるタフな日々を送っています。口を開けば立て板に水のごとく話題も自在に変えて饒舌であり人を惹きつける話術の名手でもあります。
代表作「夏の終り」「花に問え」「場所」「風景」などで純文学の賞を受賞していますが雑誌や週刊誌に発表する作品も多く現実生活では恋多く、本当の恋愛の醍醐味は不倫だと言っています。尼僧としてバランスをとりながらあるがままに生きている姿にはファンも多くあっぱれな作家です。
国内国外の平和運動に命をかけて貢献し多くの人たちの先頭に立って限りなく前向きなすさまじさ、若人たちに向かって“恋と革命”だと叫ぶ93才の小説家です。
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