青森県羽仁もと子(1873~1957)青森県八戸市出身 ジャーナリスト
自由学園創立、「家庭之友」「婦人之友」「子供之友」創刊
羽仁もと子が出版分野で活躍するようになったのは当時少女たちの人気雑誌であった「女学雑誌」の編集長が勤務する明治女学校高等科に入学し、「女学雑誌」作りで編集の基礎を学んだ経緯があります。
その後報知新聞社に入社し活発に原稿書きに励み記者として日本初の女性ジャーナリスト誕生となりました。同時に羽仁吉一と社内結婚し二人で「家庭之友」を創刊します。
古いしきたりにとらわれていた当時の女性たちに知恵と勇気を与えたのでした。また、二人は新しい教育を実現するために“真理はあなたたちを自由にする―ヨハネ福音書”に由来する自由学園を創立し、大正デモクラシー期における自由教育運動の象徴となりました。
COPYRIGHT © 2016 COTYUMU ALL RIGHTS RESERVED.